2021/04/01 13:00
漢方医学では便秘は、「水」不足、ストレスや緊張による「気」の乱れ、「血」の異常によって起こるものと考えられています。
例えばウサギの糞のような便の場合、ストレスによる痙攣性便秘の可能性や、水不足が原因と考えられることから、便を柔らかくする麻子仁丸や潤腸湯が使われます。
また、大黄甘草湯は便秘に使われる代表的な漢方の一つですが、高齢者や妊娠中の方には刺激が強いこともあるため、大黄が含まれていない桂枝加芍薬大黄湯を処方するなど、使う人の体力や症状に合わせて処方されるのが漢方です。
慢性的な便秘に悩まされているという人の中には、とりあえず出ればいいという思いで下剤を常用している方も多いかと思ますが、下剤の乱用は耐性がつくだけでなく、お通じが悪化してしまうケースもありますので、便秘の根本原因を解決するのが大切です。
漢方で使われる植物も5 point detoxで使われる植物もいずれも薬効の認められた薬草(ハーブ)ですので考え方は同じです。
漢方は効果が出るまで時間を要するものが多いのですが、5 point detoxは即効性があるため早い人は翌日には効果を実感できます。
便秘でお悩みの方は、まずは5 point detoxでデトックスをしてみることから始めてみませんか?