2026/09/13 08:34
肝臓と腎臓って、名前は知ってるけど中で何が起きてるかって意外と知らないですよね。わたしも去年、健康診断でγ-GTPが基準ギリギリまで上がって、そこで初めて「そういえば肝臓ってどうやって働いてるんだろう」と調べ始めました。
今日はその時に整理したことを、できるだけかみくだいて書いてみます。
肝臓は「化学工場」、腎臓は「濾過装置」
ざっくり分けると、肝臓は入ってきた物質を化学的に作り変える役目。腎臓はその後の血液を濾して尿として出す役目。役割がちゃんと分かれてます。
飲んだ薬やアルコール、食べたものの中の成分は、まず腸から吸収されて肝臓に送られる。そこで一回ぜんぶチェックが入る、という流れ。
肝臓の中では「二段階」で処理される
肝臓での代謝は、大きく第一相と第二相に分かれます。教科書だと難しく書いてあるけど、要は2段階の下ごしらえです。
第一相では、チトクロムP450(CYP)という酵素グループが働きます。この酵素、名前がやたら覚えにくいんですが、薬物やアルコールを酸化したり水酸基をくっつけたりして「反応しやすい形」に変えてくれる。
そう。ここで終わりじゃない。
第二相では「抱合反応」といって、第一相で下ごしらえされた物質にグルクロン酸やグルタチオン、硫酸などを結合させて、水に溶けやすい形に仕上げます。水に溶ければ尿や胆汁として体外に出せる。この2段階を経て、ようやく排出できる状態になるわけです。
グルタチオンは肝細胞の中にたっぷりある物質で、この第二相で基質として使われる成分として知られています。含硫アミノ酸のタウリンも、胆汁酸と結合して排出に関わる成分。
腎臓は毎日180リットルを濾している
肝臓で水溶性になった物質は、血液に乗って腎臓へ。腎臓にはネフロンという小さな濾過ユニットが片方に約100万個あって、糸球体という毛細血管の塊で血液を濾します。
驚くのは濾過量で、1日およそ180リットル。ドラム缶1本分近くの血液を濾してるんです。ただ、そのほとんどは尿細管で再吸収されて、実際に尿として出るのは1.5リットル前後。必要なものは戻し、要らないものだけ捨てる、という選別作業をずっとやってくれてる。
ナトリウムやカリウムといった電解質の量もここで調整されてます。
肝臓と腎臓は「連携」してる
肝腎連関という言葉があって、片方が弱ると、もう片方にも負担がかかる関係にあります。肝臓で処理しきれなかった物質が腎臓に流れ込めば腎臓が頑張ることになるし、腎臓の排泄が滞れば血中に物質が残って肝臓が再度処理する場面も出てくる。
だから「肝臓のケア」「腎臓のケア」って別々に語られがちだけど、実は両方セットで考えたほうが自然なんですよね。
負担をかけやすい習慣、思い当たりました?
調べていて自分でも耳が痛かったのは、以下のあたり。
お酒を飲む頻度、市販薬やサプリの重ね飲み、水分不足、睡眠不足、脂っこい食事の連続。どれか1つならまだしも、金曜の夜に全部揃ってる日、わたしは月に2〜3回ありました。
逆に、水をこまめに飲む、食物繊維をとる(繊維は腸内で胆汁酸などと結合して便として出る成分として知られています)、休肝日をつくる、といった地味な習慣のほうが体は喜ぶんだろうな、と最近は思ってます。
知っておくと、選ぶものが変わる
仕組みを知ると、日々何を口に入れるかの目線が少し変わります。「これ、肝臓と腎臓でどう処理されるんだろう」と一瞬考える癖がつくだけで、選ぶものはけっこう変わってくる。
わたしはこの半年、平日の夜はお酒を控えて、代わりに温かい飲み物や、ハーブや植物成分を配合したブレンドティーを取り入れています。ファイブポイントデトックスも、そんな暮らしのリズムに合わせて選ばれているお茶のひとつ。体の仕組みを知ったうえで、自分の生活を整えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
詳しくは ファイブポイントデトックス をご覧ください。

