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2026/10/05 16:00

「オーガニックハーブ」って言葉、最近よく見かけます。でも、いざ説明しようとすると、わたしも最初はうまく言えなかった。

有機栽培と無農薬は違うの?有機JASって結局なに?ハーブの種類が多すぎて、どれから覚えればいいのかわからない。そんなふうに迷ってる人、きっと多いと思うんです。

というわけで今回は、わたしが調べて腑に落ちた範囲で、オーガニックハーブの基本と、代表的な16種をゆるくまとめてみました。図鑑じゃなくて、お茶を飲みながら読める入門メモ、くらいのつもりで。

そもそも「ハーブ」ってなにを指すの?

ハーブ(herb)という言葉、ラテン語で草木を意味する「Herba」が語源なんだそう。ただ、学術的にかっちりした定義があるわけじゃない、というのが面白いところ。

一般的には、料理の香り付け・保存・香料・薬草・防虫なんかに使われてきた、人の暮らしに役立つ植物のこと。とくに緑の葉を持つ草本植物を指すことが多い、と資料には書かれていました(出典:Wikipedia、JAグループ茨城)。

つまり、わたしたちが「ハーブ」と呼んでいるものの範囲は、思ってるより広い。パセリも、月桂樹も、カモミールも、全部ハーブの仲間。

ファイブポイントデトックス

「オーガニック」の正体は、有機JASという制度

じゃあ「オーガニック」はなにか。

日本で「有機」「オーガニック」と表示していい農産物には、ちゃんとルールがあります。農林水産省が定めた有機JAS規格に基づいて、第三者認証を受けたものだけが名乗れる、というしくみ。

ざっくり言うと、化学的に合成された農薬や肥料を原則使わず、環境への負荷を減らす方法で育てられた作物、ということ。ほ場(畑のこと)の管理も、使っていい資材も、細かく規定表で決まっています(出典:農林水産省、FAMIC、自然農法センター)。

だから「無農薬ハーブ」と書かれていても、有機JASマークがなければ「オーガニック」とは正式には表示できない。この区別、知っておくと買うときに迷わなくなります。

覚えておきたいハーブ16種、わたしなりの早見メモ

種類が多すぎると挫折するので、代表的なものを16種だけ。性格ごとにざっくり並べてみました。

香りで癒やされる系(ティーやアロマで活躍)

1. カモミール:りんごみたいな甘い香り。ジャーマンカモミール(Matricaria recutita)は一年草で、ヨーロッパ・アジア原産。ティーの定番として選ばれています。

2. ペパーミント:あのスーッとする清涼感は、含有成分のl-メントールによるもの。皮膚に触れると冷感刺激を与える物質として知られています。

3. ラベンダー:地中海沿岸原産のシソ科植物。紫色の花と、リナロールや酢酸リナリルといった芳香成分が特徴。

4. レモングラス:シトラール系の柑橘っぽい香り。アジア料理でもおなじみ。

5. レモンバーベナ:レモングラスより上品な、繊細な柑橘香。ティーに向くと言われています。

6. レモンバーム:シソ科なのに、揉むとレモンの香り。不思議な草です。

料理で主役を張る系

7. ローズマリー:地中海原産の常緑低木。生でも乾燥でも使える万能選手で、肉料理のお供として定着しています。

8. バジル:トマトとの相性でおなじみ。ジェノベーゼの主役。

9. オレガノ:ピザやトマトソースの香りの正体、しばしばこの子。

10. タイム:細かい葉で小さいのに、香りはしっかり。煮込みに強い。

11. セージ:バターと合わせると驚くほど美味しい、と知ったのは最近です。

12. ローレル(月桂樹):カレーやスープに1枚入れるだけで、味に深みが出る不思議。

セリ科の香草たち

13. コリアンダー(パクチー):好き嫌いがはっきり分かれる。葉はパクチー、種はコリアンダーシードとして使われます。

14. ディル:魚料理と相性がいい。ピクルスにも。

15. フェンネル:種に甘い香り。インド料理のあとに出てくる口直しのアレ、です。

酸っぱくて赤い、個性派

16. ハイビスカス(ローゼル):クエン酸やハイビスカス酸などの有機酸と、アントシアニン色素を含んでいて、ティーにすると鮮やかな赤と酸味が特徴。

、ちなみに、リンデン、パッションフラワー、バレリアン、セントジョンズワートなどは、日本メディカルハーブ協会でも扱われるメディカルハーブとして知られています。興味が出てきたら、そちらの世界にも足を伸ばしてみてください。

どう使い分ける?わたしの入り口

最初から全部覚える必要はないと思うんです。わたしの場合、入り口はハーブティーでした。

夜に飲むならカモミール、気分を切り替えたいときはペパーミント、仕事終わりの脱力にはレモングラス。「今日はこれ」と選ぶ時間そのものが、ちょっとした儀式になっていきます。

料理に使うなら、ローズマリー1本、月桂樹1枚から。背伸びしないで、1種ずつ生活に馴染ませていくのがいちばん長続きする、というのが3年ほど続けてみての実感です。

ラベルを見るときの、たったひとつのコツ

買うときは、有機JASマークがついているかどうかをまず確認する。それだけで、第三者機関のチェックを通ったものだとわかります。

「無農薬」「自然栽培」などの表記は、生産者さんの正直な表現ではあるけれど、公的な基準に基づいた「オーガニック」とは別物。どちらが良い悪いではなく、違うものだ、という理解で選ぶといいと思ってます。

ハーブの世界は、入ってみると意外と地続きで、料理からお茶、お風呂、暮らしのいろんな場面に広がっていきます。16種、全部覚えなくていい。気になった1種から、ゆっくりで大丈夫です。

5種類のオーガニックハーブをブレンドしたハーブティー「ファイブポイントデトックス」も、そんな入り口のひとつとして置かれています。興味があれば、覗いてみてください。

詳しくは ファイブポイントデトックス をご覧ください。

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